輪島塗漆器の修理 稲忠

輪島塗漆器 稲忠 Official Website

輪島塗の稲忠は、創業以来、輪島塗漆器の製造販売を営み、塗師屋として輪島塗の普及に努めています。また、漆器の修理、修復等も承っています。

輪島塗漆器のINACHU JAPAN

輪島塗漆器 稲忠の世界

なおしもん


輪島塗漆器の修理「なおしもん」

輪島塗が修理できることは、意外に知られていないことかもしれません。輪島塗に限らず、漆器は損傷した部分を補修・修理し、塗りなおしたりできる点も大きな特徴なのです。割れておしまい、かけておしまいでは、もったいなさすぎます。

輪島塗は、漆を塗り重ねることで、より硬く丈夫なものとなり、乾いた漆は艶やかな輝きを放ちます。しかし、歳月を重ねると、どうしても細かな傷が付き、汚れによる劣化や、ときには一部が欠けてしまうようなこともなくはありません。

輪島塗では、塗師職人が修理にあたり、欠けた部分に接木をして補修し、そのあとは、ほとんど製造工程と同じプロセスを経て塗りあげます。新しい漆器の誕生ともいえます。修理をすることで、ひとつのお品が、お子様からお孫様へと、受け継がれていくことになります。輪島塗が起源のころから願い求めてきた、これこそが漆器のありようです。

最近では、座卓をダイニングテーブルに変えたり、御膳をお一人用のランチョンマットに変えたりと、現代のニーズに合った形に変えるリノベーション(修復・再生)も多く手掛けております。

なおしもん=輪島では漆器の修理を“なおしもん”と呼んでいます。“直したもの”あるいは“直すもの”という意味の方言で、昔からそういわれています。

輪島塗以外の修理のご依頼について

弊社では、自社製品の輪島塗に限らず、また他産地の漆器についても修理をお引き受けしています。寺院、旅館、料亭などをはじめ、全国のお客様から漆器の修理をいただいております。

1個のお椀、1枚のお盆、重箱や屠蘇器、テーブルなどの木製家具や、家の柱や梁、玄関の板場やドア・床の間などの家屋のなか、また、飛騨高山の「祭屋台」の塗装改修工事の参加など幅広く取り組んでおります。

漆器の種類や数量、破損の程度などを気になさらずに、まずはご相談ください。

お問合せ

お問い合せは、メールにて承っております。info@inachu.jp

お手持ちの修理されるお品を拝見して見積書をご提出いたします。お見積りは無料です。お電話や、メールにてお気軽にご相談くださいませ。


稲忠の外観


大きな文字サイズで Web サイトをご覧になられたい皆様方へ

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