産地
福井県鯖江市河和田地区
歴史
1500年前に皇子時代の継体天皇が冠の修理を片山町の集落に依頼したのが起こり。室町時代ごろから盛んにつかわれるようになった。明治時代のなかばに丸型の椀類のみから箱型の製品へと手を広げ、名古屋、大阪などの大消費地へと進出。越前漆器としてその名が知られるようになる。
原材料
原料木は椀などの丸物はミズメ、トチノキ、ケヤキ。箱、盆などの角物はカツラ、ホオノキ、漆器用の合板。合成樹脂や化学塗料を使った量販品の生産も盛んで、外食分野で使われる樹脂製漆器の8割から9割は越前で作られている。
特色
越前漆器元来の堅牢さと、京都から取り入れた蒔絵の技術、輪島から取り入れた沈金の技法による装飾性の融合。
近年の挑戦
食器洗い機に対応できる木製漆塗椀の開発→地元の学校給食にて使用。
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