稲忠 輪島塗漆器「椀」
煮物椀 端反型 金縁鉄線蒔絵
吸物椀 紅白梅蒔絵
吸物椀 草花蒔絵
概要
ご飯や汁物を入れるための食器。
椀の歴史
日本では古くから使用されおり、奈良の正倉院(しょうそういん)には玉、ガラス、銀、黄銅製のものがある。漆器椀は安土桃山時代に普及している。
『碗』と『椀』の違い
なぜ漆器の椀が汁物を入れるのに使われるかというと、陶磁器の碗と比べ熱が伝わりにくいため熱が外に逃げにくく、お椀をもつ時に熱く感じにくく汁も冷めにくいからである。ただし、それはあくまできちんと漆を塗った本物の塗り物の場合であり、プラスチック製の代用品では熱伝導率が違うためこうはいかない。この点に輪島塗の確かな優位性がある。見目美しい漆器椀は、実用品としてもインテリアとしても所持者を魅了する。